なつめとナツメヤシ
「なつめ（棗）」は中国原産の落葉高木でクロウメモドキ科に属しています。夏に芽が出ることからなつめ（夏芽）という名前が付いたようです。果実は生薬やお菓子として使われています。栄養価が高く、特に中国では、乾燥して生薬として利用されていて薬膳料理などに入っています。生薬としてのなつめ（棗）は、強壮作用・鎮痛作用・利尿作用などがあるほか鉄分を多く含むため補血作用があります。また、胃腸の働きを助けたり、薬の刺激を緩和する働きなどもあります。その他ビタミン・ミネラルも多く含まれています。
一方、「ナツメヤシ」は、「なつめ（棗）」とは全く別のもので、ヤシ科の常緑高木です。原産地は北アフリカからペルシャ湾沿岸とされています。果実はなつめもナツメヤシもよくにていてよく間違えられるほどです。ナツメヤシの果実は、英語で「デーツ」と呼ばれていて、乾燥させたものがよく販売されています。ジャムやお菓子などに加工されていたり、果糖を多く含むことから発酵してお酒や酢にもなっています。イスラム教ではラマダンの断食後に食べるということで、中東ではなじみのある果実のようです。
その他 おすすめ商品
ウェッジ・イオンセラミック水道水から簡単にアルカリイオン水が作れ、安全で美味しいお水が飲めます。 |
柿の葉茶天然の熱に強いビタミンＣが豊富！ノンカフェインで胃腸に優しい健康茶です。 |
プルーンジャム減農薬栽培のプルーンと、てんさい糖、レモン果汁だけでつくった、素材を大切にした甘さ控えめのジャムです。 |