異性化糖には十分注意をして下さい。

2016年05月05日
異性化糖の問題が近年取り上げられるようになりました。
その異性化糖とはなんでしょう?

異性化糖は、清涼飲料水やお菓子など加工食品に良く使われる甘味料なのですが、
この甘味料を考える時、清涼飲料水がよく取り上げられるので、
コカ・コーラの成分を調べて見ました。

まず、日本初の清涼飲料水は、イギリス人が横浜で1868年(明治元年)に
始めたレモネードやジンジャーエールなどの炭酸飲料のようです。

アメリカでは、薬剤師のジョン・S・ペンバートン博士が
頭痛の新薬を開発しようとして南米で採れるコカの葉と

西アフリカ原産のコーラの実を水と砂糖で煮詰めた茶色いシロップを
薬局で売り出しました。

刺激の強いその頭痛薬は、お客の要望で飲みやすくするために
偶然、炭酸水で割って出したのがきっかけで「コカ・コーラ」が誕生しました。

コカの葉は、コカインの原料でコーラの実にはカフェインが入っています。
その後、コカの葉を使いながらもコカインの成分を抜いて販売しています。

その後、世界各国で販売され、清涼飲料水の代表格となりました。



現在では、様々な清涼飲料水が売られていて、
ピーク時に比べてコカ・コーラの販売数は激減しましたが、
まだまだ健在です。

そのコカ・コーラの原材料を調べて見ました。

詳しい製法は極秘のため、原材料の詳細は分かりませんが、
製品のラベルに表記している原材料は、

「糖類、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン」

と、至ってシンプルに表示されています。



酸味料や香料がどのようなものを使用しているか詳しくは分かりません。
よって、使用している添加物の危険性が分からないですが、
カフェインはしっかりと表示されています。

ここで見落としされがちなものが
「糖類」です。

写真の原材料の所の括弧書きを良く見て下さい。

糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)

と書かれています。
この果糖ぶどう糖液糖こそが問題の糖類です。

果糖ぶどう糖液糖または、ぶどう糖果糖液糖は、
異性化糖と言われ、トウモロコシのデンプンを原料としています。

このデンプンを分解してブドウ糖だけにします。
それをさらに酵素を利用して果糖へ変換し、ぶどう糖と果糖の混合液を作ります。

これを異性化糖と言います。

この異性化糖は、果糖の割合を50%以上にしたものを
果糖ぶどう糖液糖、50%未満にしたものをぶどう糖果糖液糖と呼んでいます。

なぜこのようなことをするのかと言うと、

果糖は、低温で甘さを強く感じるため、
加工食品に利用し易いということです。

この異性化糖は天然甘味料なので安全と思われがちですが、
これがとても厄介な糖であることが分かって来ました。

この異性化糖、それぞれ果糖とブドウ糖の単糖の混合液のため、
糖の吸収が早く血糖値を急激上昇させ、

肥満、糖尿病の原因として問題になっています。

最近では、安く手に入り液体であることから加工品に都合の良い糖として
いろいろなものに使われています。

また、原材料に、アメリカの遺伝子組み換えの安いトウモロコシを
使っている事が強く疑われています。

残念ながら、日本では「成分が分解されていれば、表記する必要はない」
とされていますので表示義務がないのが現状です。

この異性化糖、簡単に言えば要するにコーンシロップな訳で、

加工品の甘味料として
清涼飲料水、缶コーヒー、アイスクリーム、ヨーグルトや
子供の好むお菓子には、ほとんど入っています。

清涼飲料水の売り上げは、2006年を底に年々上昇しています。

厚生労働省の平成26年患者調査によると糖尿病の患者数は316万6千人となり、
前回平成23年の270万人から46万6千人も増えて過去最高となっています。

最後に、この異性化糖は日本で生まれた技術なんですね。


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トランス型脂肪酸に要注意!

2016年03月15日
トランス型脂肪酸は、昔から体に良くない油として言われてきましたが、
ついに、アメリカででは、2018年までに全面使用禁止となりました。


トランス型脂肪酸の代表がマーガリンなのですが、
このマーガリンとプラスティックの組織があまりにも似ていることから、


「食べるプラスチック」とも言われています。


マーガリンは、発がん性の高い油として指摘する方もおりますが、
このトランス型脂肪酸を摂り過ぎると、動脈硬化を引き起こし、


心筋梗塞、狭心症などを引き起こすリスクが高くなるという研究結果が
多数出て来ています。


FDAは、食品に使う上で「安全とは認められない」と結論づけています。



日本では、欧米に比べて摂取量が少ないので、
あまり心配はいらないとしています。


ところが、お菓子やケーキ、パン、揚げ物など多くの食品に使われています。


東京大学など8大学のグループによる調査によると、
30代〜40代の女性で30%を超えているという結果も出ています。



特に、お菓子が大きな原因の一つのようですので、
注意したいですね。


愛媛のみかん農園に行って来ました!

2016年03月11日
2月上旬に愛媛の大久保果樹園さんに行って来ました。
2月はいろいろなみかんが生る時期なのです。

ハウスで栽培しているところや路地栽培のところなど
車で一通り廻って案内して下さいました。



すれ違いの出来ない狭い山道をぐるぐる回って、
何処にいるのか分からなくなってしまいす。

不知火(でこぽん)の所だけ、袋をかぶせて保護していました。
鳥に食べられてしまうからです。
※写真を撮るので袋を外して下さいました。



他のみかんも同じように食べられてしまい、
「鳥との競争です。」

と、困った表情でした。

ここでは、注文を受けてから収穫しているので、
毎日、鳥との戦いです。

それでも、「採りたてのみかんの味を知ってもらいたい」

と、このやり方を通しています。

レモンは、完全無農薬で栽培していますが、
そのレモン畑は、農薬が他から飛んでこないように、

周りにみかん畑のない山の斜面に植えてあります。



無農薬なので、肌の色艶の綺麗なものは出来ませんが、
それでもこんなに綺麗な実がなっていたりしています。
http://www.watasugenet.jp/item/orange/1471remon.html



この農園では、実が生ってからは一切農薬の散布は
行わないようにしています。

ここの農園で感じたことは、
あまり手入れをし過ぎないようにしていることです。

なるべく自然に近い状態を目指して栽培している、
といった印象を受けました。

減農薬栽培 愛媛みかん
http://www.watasugenet.jp/item/orange/index.html

白馬岳に行って来ました!

2015年08月20日
今月初旬に白馬岳に妻と行って来ました。
今まで、尾瀬などトレッキングを中心に自然を楽しんでいたのですが、
昨年、穂高の涸沢カールへ行った時に、自然の壮大な美しさに惚れ込んでしまいました。

涸沢で体力に少し自信を付けていたのでしたが、
やはり2932mの標高は、想像以上に大変でした。

雪渓あり、岩場あり、稜線ありで、
今まで経験したことのないコースでしたが、
言葉では表現できないような美しい風景を見ることが出来ました。

また、天候に恵まれ、空がとても近く感じて、
地上とは違う空の色に感動でした。

写真も撮って来ましたので紹介しますね。

まず、長野県の八方までは車で行きます。
八方には、無料駐車場がいくつかあるのでそこに止めて、
そこからバスで猿倉という登山口まで行きます。

そこからリュックをしょって約1時間ちょっとで、
白馬尻という雪渓が始まる場所まで行きます。



軽アイゼンを装着していざ出発!!





少し行くとガスが発生して視界が悪くなって来ました。
雪の冷気が空気を冷やしてガスが発生しやすくなるんです。



2時間位雪渓を歩いたでしょうか?
雪渓が終わるとお花畑に出てきます。


景色はとても綺麗ですが、
結構きつい登りなのでゆっくり楽しめません。(苦笑)
右に登山道が見えていますが、(↑)
見た目よりも急できついですぅ〜(冷や汗;)

やっと稜線に出て来ました!
遠くに今日泊まる予定の白馬山荘が見えて来ました。
収容人数800人の日本一大きい山小屋です。
今日はここで一泊してゆっくり休みます。


ちょっとズームイン!
白馬山荘の奥の山が白馬岳山頂です。


夕方から霧が出て来て心配していましたが、
翌、早朝3時半に起きて白馬岳山頂へ登り、
ご来光を拝むことが出来ました。

ラッキー!


頂上から見た風景は感動ですね!
下の写真の中央あたりに尖った三角の山が剣岳です。
その左が立山連峰。


剣岳ズームアップ!


富士山も見ることが出来ました!


<白馬岳頂上の様子>


白馬岳頂上から栂池方面に向かいます。
途中の三国境は、富山県・長野県・新潟県の3県境のピークです。


しばらく行くと白馬大池が見えて来ました!


白馬大池到着!!
ここで昼食をとり、栂池まで行き、
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで降りて来ました。

青梅を使った美味しい梅ジュースの作り方

2015年07月11日
今回は、有機青梅を使って梅ジュースを作りました。
梅は、安全にこだわりをもって栽培しているゆあさ農園さんの有機青梅を使いました。




【用意するもの】

・青梅:1kg  

http://www.watasugenet.jp/item/ume/aoume.html

・てんさい糖:800g(甘さ控えめの時は500g) 

http://www.watasugenet.jp/item/1006tensaitou.html

・ビン:5L用(蓋付きのもの) あらかじめ良く洗って熱湯消毒しておく

・楊枝:数本



【準 備】


青梅をボールなどに入れて、洗剤は使わずに流水で良く手洗いします。




洗い終わったら水分は、タオルで良くふき取ります。






ふき取りながら楊枝で梅のヘタを取り除きます。




【梅ジュースを漬けます】

1.青梅をビンのそこにやさしく敷き詰めます。

2.敷き詰めた青梅の上に、用意したてんさい糖を入れます。

3.2の上にまた青梅を敷くように入れて行きます。

これを交互に繰り返して最後にてんさい糖が上にかぶさるように入れます。

エキスが出てきたら1日1回お砂糖が良く溶けるようにビンを振って下さい。




3週間から1ヶ月で完成です。

完成したら梅は取り除き、エキスは別の細いビンに移して冷蔵庫で保存します。

梅はもったいないので、タッパーなどに入れて冷蔵庫で保存して食べるといいですよ。




美味しい梅ジュースの完成です!
味は、アルコールは入っていませんが、梅酒そのものの味がしてとても美味しいです。

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プロフィール
店長:阿久沢嘉一

食の安全に興味を持ちサイトを立ち上げました。
http://www.watasugenet.jp

自分が病気になった時、生活習慣病は、食事の乱れによるものと実感し、食べ物に注意するようになりました。食事と運動で「死ぬまで元気に!」をモットーに気づきを皆さんと共有して行きたいと情報を発信しています。

趣味がトレッキングとカメラなのでブログにも感想や画像を紹介したいと思います。
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